本郷菊坂 樋口一葉の旧居跡と伊勢屋質店 小石川・後楽園・本郷・散歩ガイド

本郷菊坂 樋口一葉の旧居跡と伊勢屋質店

樋口一葉と言えば、五千円札の肖像でおなじみの明治時代の女流作家。その樋口一葉の旧居跡が文京区本郷菊坂にあります。
一葉はこの地で18〜21歳の2年11ヶ月、洗い張りや針仕事などの内職をして母と妹の3人で貧しい生活していました。
そしてここから10分ほどの安藤坂にあった歌塾 萩の舎(はぎのや)に通い、明治25年(1892年)年処女小説「闇桜」が雑誌『武蔵野』に掲載され小説家としてデビューを果たしました。
その後一葉は、下谷龍泉寺町・本郷丸山福山町へと転居を繰り返し、明治29年(1896年)肺結核によりわずか24歳という短い生涯を閉じました。その短い生涯のうちに、「たけくらべ」「にごりえ」「十三夜」「わかれ道」といった数々の秀作を発表しています。

樋口一葉旧居跡は路地裏の見つけにくい場所にありますが、入り口には目印の看板があります(下の写真)。この辺りはごく普通の住宅地なのでなるべく静かに見学しましょう。
樋口一葉旧居跡入り口

看板の横の路地を入っていって井戸があるところが樋口一葉菊坂旧居跡です。一葉もこの井戸で水を汲んだそうです。今でも住民の方たちが使用しているようです。
樋口一葉の井戸

井戸の突き当りには階段と風情のある建物があり、通り抜けできますが、住民のご迷惑になるためこれ以上進まないように。(注意書きが手すりに書いてあります)

菊坂周辺は、文京区内でも貴重な下町情緒残る地域のため、休日にはカメラを持った観光客の姿をよく目にします。しかし、東京ドームやラクーア、講道館から目と鼻の先にこのような場所があることは意外と知らない人も多いようです。
菊坂一葉住居跡

樋口一葉住居跡から菊坂をはさんで反対側に一葉が通った伊勢屋質店があります(下写真)。樋口一葉は度々この伊勢屋質店に通い、苦しい家計をやりくりしていたそうです。一葉がこの地から転居した後も伊勢屋質店との縁は続いたようです。土蔵の外壁は関東大震災後塗りなおしましたが、内部は当時のままだそうです。
内部は一般公開していませんが、樋口一葉の命日の11月23日には無料で見学できるそうです。
この先のポストを右に曲がり、急な坂を上ると本郷の旅館街があります。修学旅行生や外国人の宿泊客をよく見かけます。東京大学もすぐ近くです。
樋口一葉ゆかりの伊勢屋質店

菊坂樋口一葉旧居跡の住所:東京都文京区本郷4丁目32 
かなり入り組んだ路地裏なので地図は必需品です。


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